爺ケ岳東尾根 2020/12/29-30

山行記録

2020年の最後を締めくくる山行として、12月29日~30日に爺ケ岳東尾根に行ってきました!元々は爺ケ岳からさらに鹿島槍ヶ岳まで縦走し、赤岩尾根で下山という2泊3日の計画でしたが、冬型の気圧配置となり天気が悪く、縦走はあきらめて爺ケ岳までの往復となりました。

【コースタイム(休憩含)】
1日目(7時間50分)7:40鹿島山荘→11:00 1767m→15:00 2411m→15:30 少し引き返して2220m付近で幕営
2日目(6時間00分):7:00 2220m付近→9:00爺ケ岳山頂→13:00くらい 鹿島山荘

<1日目>

前日は大町運動公園まで移動し、ココでテントを張って前泊。大町運動公園はトイレもあり前泊にはもってこいです。12/30の夕方から天気が悪くなる予報だったので、1日目で冷池山荘まで行くか!?などと言いつつ、就寝。翌日朝に、鹿島山荘まで移動。鹿島山荘は10台ほどの駐車スペースあり、我々以外にも、2,3台の車が停まっていました。7:40、鹿島山荘を後にします。トレースはしっかりあり、トレースに沿って急登を登っていく。

序盤から急登で汗ばむ

11:00 1767mに到着。何パーティーかはここでテントを張っていました。このあたりから、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳が良く見えます。山頂が見えてくると、胸が高鳴りますね!

爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳 1767mより

 雪は膝丈くらいで、トレーズはずっと続いていました。このあたりからイイ感じの尾根が続きます。

2198m過ぎ、ナイフリッジの箇所がありますが、ここで少しやらかしてしまいました。ナイフリッジのはじめ、少し急な部分を下るときに、横着してクライムダウンせずに前向きに下りるたところ、踏み抜いて前転しながら転倒してしまいました…。南側の斜面は雪が多く滑り落ちることはありませんでしたが、反対側の斜面(北側)に転倒していたら危険だったので、反省です。油断しているときが、一番危ないですね。

ナイフリッジを過ぎた後、天気が悪くなってきます。今日はこのあたりで泊まるか、爺ヶ岳を超えて冷池山荘まで行くか迷いつつ、とりあえず2411mまで行くことにしました。15:00 2411mに着くと、思ったより風が強く、ヘッドランプ山行になるため、無理をせず引き返すことにしました。

2411mから少し下りて、やや傾斜が緩いところで、テントを張りました。次の日、予定では鹿島槍ヶ岳まで行って冷池山荘に泊まる予定でしたが、ここから冬型の気圧配置となり荒れる予報だったので、無理をせず爺ヶ岳往復にしようということに決めました。

<2日目>

2日目、6:00頃に起床。イマイチな天気の中、出発します、夜中にけっこう雪が降ったようで、トレースはほぼ消えていました。2411mからは視界が悪く、風も強いです。慎重に進みながら、何も見えない山頂に9:00到着です。風が強いので山頂からはすぐに撤退です。

山頂から下山はあっという間でした。途中、雪が深くワカンを少し使いながら、下りていきます。登山口付近は、逆に雪が溶けていてかなり歩きづらかったです。13:00頃、鹿島山荘に到着です。

今回、予定していた鹿島槍に行けなったのは残念でしたが、天気が悪い中でも爺ヶ岳山頂まで行けたのは良かったです!東尾根はそれほど難しいセクションもなく、冬山初心者の北アルプスデビューにはちょうど良いルートに感じました!

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